出版のお知らせ
宮川公認会計士事務所では、2026年5月24日、電子書籍 『富裕層のための資産管理会社・プライベートカンパニー設立入門』 を出版いたしました。
本書は、富裕層・不動産オーナー・会社経営者・投資家・高所得者の方々に向けて、資産管理会社・プライベートカンパニーの基本的な考え方から、設立のメリット・デメリット、相続対策、税務調査で注意すべきポイント、設立後の運用管理までを、公認会計士・税理士の視点からわかりやすく解説した電子書籍です。
近年、富裕層や不動産オーナーの方から、「個人で資産を持ち続けてよいのか」「不動産所得や配当所得が増えてきたが、所得税負担をどう考えるべきか」「将来の相続に備えて、家族へどのように資産を引き継ぐべきか」といったご相談をいただく機会が増えています。
資産規模が一定以上になると、個人で資産を保有し続けることには、所得税の累進課税、相続税の納税資金、資産承継の停滞、認知症による資産凍結、家族間での資産方針の共有不足など、さまざまな課題が生じます。
そのような課題に対する有力な選択肢の一つが、資産管理会社・プライベートカンパニーの活用です。本書でも、資産管理会社を単なる節税ツールではなく、所得分散、相続対策、資産管理体制の整備、認知症リスクへの備え、家族間の資産方針の共有、事業リスクと個人資産の切り分けなど、富裕層が直面する多面的な課題に対応するための仕組みとして位置づけています。
メリット・デメリットも解説
一方で、資産管理会社は、誰にとっても必ず有利になる万能な仕組みではありません。
会社を設立すれば、設立費用、法人住民税の均等割、税務申告、会計処理、社会保険、税理士報酬などの維持コストが発生します。また、家族役員への報酬、法人経費の処理、不動産管理料、社宅・車両利用、個人と法人の資金移動などについては、税務調査で問題になりやすい論点でもあります。
そのため、資産管理会社の設立を検討する際には、「節税になるかどうか」だけで判断するのではなく、保有資産の内容、家族構成、将来の相続、法人へ移転する資産、役員報酬、社会保険、税務調査リスク、長期的な資産承継の方針まで含めて、総合的に検討することが重要です。
本書のあらすじ

本書では、こうした実務上のポイントを踏まえ、資産管理会社・プライベートカンパニーの基礎知識を6章構成で整理しています。
第1章では、資産管理会社・プライベートカンパニーの基本的な考え方を解説し、第2章では、富裕層が個人で資産を持ち続けるリスクを整理しています。
第3章では、資産管理会社を設立するメリットとデメリットを具体的に比較し、第4章では、不動産、上場株式、非上場株式、現預金、生命保険、暗号資産など、法人保有に向いている資産・向かない資産を解説しています。
さらに、第5章では、実際に資産管理会社を設立する際の手順や重要ポイントを取り上げ、第6章では、相続対策、税務調査、設立後の運用管理について説明しています。
特に本書では、メリットだけを強調するのではなく、設立してはいけないケースや、税務調査で否認されやすいポイントにも触れています。
資産管理会社は、適切に設計・運用すれば、資産を守り、家族へ承継していくための強力な仕組みとなります。
しかし、目的が曖昧なまま設立したり、実態のない家族役員報酬や私的支出の経費化などを行ったりすれば、かえって税務リスクや運営負担が大きくなる可能性があります。
本書は、これから資産管理会社の設立を検討される方、相続対策や資産承継を考え始めた方、不動産や金融資産の管理方法を見直したい方、また、すでに資産管理会社を保有しているものの、運用方法に不安を感じている方に向けた実務入門書です。
著者である宮川英之は、公認会計士・税理士として、福岡市中央区天神にて宮川公認会計士事務所を運営し、会社設立、税務顧問、相続税申告、資産管理会社・プライベートカンパニーの設立支援、事業承継、資産運用に関する税務相談など、中小企業経営者・不動産オーナー・個人投資家・富裕層向けの会計税務支援を行っています。
また、富裕層向け税務コンサルティングサービス「TACTX」を展開し、所得税・法人税・相続税・贈与税を横断的に見据えた税務コンサルティングを提供しています。
資産管理会社・プライベートカンパニーの設立は、会社を作るだけで完結するものではありません。
設立前のシミュレーション、株主構成・役員構成の設計、既存資産を法人へ移転する際の税務上の取扱い、役員報酬や社会保険の設計、相続税評価、税務調査リスクへの備えなど、専門的な検討が必要です。宮川公認会計士事務所およびTACTXでは、富裕層・不動産オーナー・投資家・事業オーナーの方に向けて、資産管理会社・プライベートカンパニーの設立相談を承っております。
資産管理会社の設立を検討されている方、相続対策や資産承継について早めに準備を進めたい方は、まず本書を通じて、基本的な仕組みと注意点を整理していただければ幸いです。
書籍情報
書籍名:富裕層のための資産管理会社・プライベートカンパニー設立入門
副題:公認会計士・税理士が教える、資産防衛・相続対策・法人活用の実務
著者:宮川 英之(公認会計士・税理士)
出版日:2026年5月24日
形式:電子書籍(Kindle)
発行:宮川公認会計士事務所
関連サービス:富裕層向け税務コンサルティングサービス TACTX
※ Amazonでのご購入はこちらから
資産管理会社・プライベートカンパニーの設立、相続対策、法人活用、資産承継、税務調査リスクへの備えについてご相談を希望される方は、宮川公認会計士事務所またはTACTXまでお問い合わせください。